
つるや本店



総曲輪の通りから一本入ったところ。大正十二年に店をひらき、いまも同じ場所でそばを打っています。昼だけの営業。そばがなくなったら、その日はおしまいです。
創業のころから、
同じ産地のそば粉で。
そば粉は、創業のころから信州・安曇野産。
そばは毎日、店で打ちます。
春はウドや行者にんにく、冬は飛騨高山の大粒なめこ。季節の具を、そばにたっぷり。

季節を押すと、そのころのおすすめに変わります。

ひたひたのつゆに、山菜がこぼれそうなほど。ウドや行者にんにくなど、春の山のものを。つるやでいちばん名の知れた一杯です。

暑い日は、冷たいそばを。太めでしっかりしたコシ。最後のそば湯までどうぞ。

涼しくなったら、温かいそばを。海老天をのせた一杯。季節の具は、その時期ごとに変わります。

ごま油の香る、具だくさんのけんちん。飛騨高山の大粒なめこの山菜そばも、冬の楽しみです。

民藝が好きだった先代の店主夫妻が、店のあちこちに器や道具を飾りました。壁に向かうカウンター席もあり、ひとりでも気軽に入れます。


冷たいたぬきそばが一番のおすすめ。天かすを入れても、つゆに油が浮かないほど軽い。
民藝に対する美意識のセンスがよく、空間として素敵でした。おそばの美味しさは言わずもがな。
ランチどきは大にぎわい。それでも出てくるのが早くて助かりました。コシがあって、風味も豊か。